“ひろみちおにいさん”の愛称で知られるタレントの佐藤弘道(53)が1日、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月~金曜後前5時)にゲスト出演した。

NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」の10代目たいそうのおにいさんとして、1993年(平5)から05年まで12年間にわたって活躍。

パーソナリティーの生島ヒロシ(71)から「大変な人気だったんですよね。今でも“たいそうのおにいさん”と言われますか?」と聞かれた佐藤は「どこに行ってもおにいさん、おにいさんと。ありがたいことです」とニッコリ。これには“アンチエイジングの巨匠”として知られる生島も「50を過ぎてもおにいさん」と合いの手を入れた。

日体大体育学部卒業。「元々は1976年のモントリオール五輪の映像を見て、小さい時にはオリンピックの選手になりたいと思っていました。でも現状は厳しくて、高校生の頃に頭から落ちまして頸椎(けいつい)の手術をしました。それで選手生命は無理だなと思い、学校の体育の先生を目指していたんですけど」。

教員採用試験を受けたものの、いい結果が出なかった。「家業の焼き鳥屋を継ごうと修業していた時にオーディションの話が舞い込んできて、興味本位で履歴書を出して、本当に申し訳ないなと思って。最低10年続ければ、(真剣にオーディションを受けた方たちに)きっと認めてもらえるだろうと思って10年を目標にやっていました」と振り返った。

そのほか、初収録の日に父親ががんでなくなり、みとった後に駆けつけたエピソードも披露した。

8日も出演する。