タレントの山之内すず(20)が20日、都内で「『1PICTURE 1STORY』”あの子になりたい”トークライブ」に出席し、ボーカルを担当した、インスパイアソング「あの子になりたい(Feat.40mP/山之内すず)」を発表した。

山之内は「小学生の時からニコニコ動画が大好きで、40mPさんの曲を聴かせていただいてて、最初はめちゃくちゃかわいい曲だなと思って、寝るまで聞いていて、朝起きたらもう歌えるようになっていて、『私この曲シンプルに好き』ってなっていました」と率直に話した。

「音楽に救われてきた人生なので、私の曲って言いにくくて、ずっとこのような話はお断りしていたんですけど、今回の話を聞いて、直感で『私これやりたいな』と思って、共感できること、同世代に伝えたいことがあって、音楽を通してでしか伝わらない、刺さり方があると思うので、普通の私が歌うから通じることも、あれば良いなと、気負いすぎないように意識しました」と作品への思いを語った。

山之内は「あの子になりたい」について、「元々、自己肯定感が低くて、SNSにはキラキラしている部分しかないとわかっているのに、『私はこんなにつらいのに、同じ学校に通っている人たちが何でこんなキラキラしているんだろう』と思ったり、あの子になりたい、人をうらやんで、それしか言えない自分も、本当に嫌いだと思っていたので、このイラストの意味も曲も全部刺さりました」と明かした。

また、「自身のコンプレックス」について山之内は「コンプレックスは内面」と話し、「心の中では人に対して憎悪な気持ちを持っているのが、とても嫌だったんですけど、ある撮影の時に、言葉で言い表せない気持ちの高揚があって『こんなすてきな感情、持ってたんや、捨てたもんじゃないな、自分』と思って、コンプレックスも消化できるようになりました」と笑顔を見せた。

この日、40mP(36)エミリン(28)も出席し、寺田てら(29)はリモートで参加した。40mPは「完成した音源を見て、想像してたよりも素晴らしいものをいただけて。声の素朴さを生かすために、シンプルな楽器の構成に落ち着いています」とアピールした。