井ノ原快彦主演のテレビ朝日系刑事ドラマ「特捜9 season5」(水曜午後9時)の第9話が1日に放送され、平均世帯視聴率が10・3%(関東地区)だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は5・6%だった。

井ノ原演じる警視庁捜査一課特別捜査班(特捜班)主任・浅輪直樹をリーダーに、個性派メンバーがぶつかり合いながら事件解決に挑む人気シリーズ。

第9話では…。

人気のない道。スーツ姿の中年男性が、怪しげな仮面の男につけられ、いきなり襲われた。男性は抵抗するも、背中にナイフが突き刺さり絶命。仮面の男は、不気味に男性を見下ろすのだった。

浅輪(井ノ原)ら特捜班メンバーは、現場を臨場。男性は、身元を特定できるものは所持しておらず、スマートフォンや財布も見当たらない。犯人が持ち去ったのか? だが、上着のポケットから、夫婦らしき男女の写真が載る「出張シェフ」のチラシと名刺を発見。国木田班長(中村梅雀)たちは、これらを手掛かりに捜査を開始する。

一方、防犯カメラ映像を確認する青柳靖(吹越満)と矢沢英明(田口浩正)。すると、カメラを向いた不審人物の顔が、不気味な仮面に覆われていることに気付く。それは、数カ月前に起こった、警官を含む連続殺人事件の犯人の容姿にそっくりだった。

そのころ、直樹と高尾由真(深川麻衣)は、チラシに掲載されていた住所に出向いたがすでに雑貨店となっていた。

やがて、指紋から被害者の身元が判明。盗犯係に所属する現役の刑事だった。さらに、最初の被害者が警察官というところまで、以前の連続殺人事件と同じだと分かった。