戦場カメラマンの渡部陽一氏(49)が16日、ニッポン放送「垣花正あなたとハッピー」(月~木曜午前8時)にゲスト出演。現地取材したウクライナの街の様子を語った。

渡部氏はキーウを中心に大量虐殺があったイルピンやブチャを取材して12日に帰国したばかり。最も印象的だったのは、キーウ中心地の公園に、ロシア軍が大量虐殺で使った武器や軍服を集めて、市民に公開展示していたこと。

日本で例えるなら「(東京・有楽町のそばの)日比谷公園に本物の武器を展示しているようなもの」と例え、「ロシア軍の本気度を市民が肌で感じることができる展示」と話した。

また、フリーカメラマンの経済事情について、経由地を多くして航空券を安くする裏技や、現地ガイドへの報酬は「どんどん出す」ことなどを明かした。