「2022神宮外苑花火大会」(日刊スポーツ新聞社など主催)が8月20日(予備日21日)、東京・明治神宮外苑で開催される。1万2000発の花火打ち上げ前には、神宮球場で、ボーカルユニット「FUNKY MONKEY BΛBY’S(ファンモン)」のライブが行われる。コロナ禍の影響で、3年ぶりに開催される東京の夜空を彩る風物詩にファンモンの歌唱が花を添える。

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昨年に2人での再始動をスタートし、今年2月から5月まで13公演を行う初ツアーを成功させたファンモンが、新たなステージに立つことを決めた。東京の夏をさらに熱くする神宮花火への出演だ。

ファンキー加藤(43)は「いつか間近で見てみたいと思っていた憧れの花火大会で、ステージに立てるということをうれしく思ってます」と今から心待ちにしている。そして「メインは花火で僕らは前座ですが」としつつ、「みなさんの心にすてきな夏の思い出を刻み込めるように、しっかりと歌いますので応援をよろしくお願いします」と呼びかけた。

これまで神宮花火は「見るもの」だった。「仕事の合間だったり、移動中の車内からふと見えるということが多かったです。遠くに光る花火がきれいだったのが、思い出に残ってます」。今年は、思い出として心に刻まれてきた花火と“初共演”する。

モン吉(43)にとって、花火大会の思い出は地元の東京・八王子市にルーツがある。「富士森公園という打ち上げ会場の近くまで行って真下から花火を見る年もあれば、打ち上げ会場から離れた実家から見たりもしてましたので思い出に残ってます」。花火の持つ魅力について「近くで見ても離れて見ても風情が感じられる」といい、「いろんな思い出が残ってます」と明かした。

ファンモンの楽曲には、疾走感のあるノリノリの曲が多い。当日の歌唱曲はこれから決めるが「ウキウキした楽しい気持ちでライブを見てもらえると思います。その期待を裏切らないように『THE祭』というようなライブが出来たらと思います」と熱いパフォーマンスを誓った。

29日に発売する新曲「ROUTE 16」も夏がテーマ。いよいよ、ファンモンのアツい夏がやってくる。