20年7月18日に30歳で亡くなった三浦春馬さんの公式サイトが、三回忌を迎える18日、更新され、東京・築地本願寺で先ごろ納骨が行われたことを報告した。

サイトでは「いつも三浦春馬にたくさんの温かな想いをありがとうございます。三回忌となる本日7月18日を迎えるにあたり、お母様の『ファンの皆様が心を寄せることができる場所を用意したい』というご意向のもと、先日、築地本願寺に納骨が行われましたことをご報告申し上げます」と報告した。

そして「いまだご遺族に対する一部週刊誌等メディアの執拗(しつよう)な取材行為や、デモ、集会などでの度を超えた言動に心を痛めております。彼を大切に思う方々がこれ以上傷つくことがないよう、どうかご配慮いただきますようお願い申し上げます」と注意喚起。

「なお、築地本願寺へご参拝いただく場合は、本堂にお参りください。あわせて、お花やお供物などの墓前へのお供えはお受けすることができないため、ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。皆様が心穏やかに三浦春馬を想っていただけるよう、心より願っております」とした。

その上で、母親からのメッセージを記載した。

▽以下、全文

 

いつも春馬のことを愛してくださりありがとうございます。

あの日から二年という月日が経ちました。この間、多くのファンの皆様からの大きな愛を感じながら、春馬のそばで少しずつ前を向きながら過ごしてまいりました。

今まで、皆様に気持ちをお寄せいただける場所をご用意できなかったことを心苦しく思っておりました。そして、三回忌となる7月18日を迎えるにあたり、事務所の方々にたくさん相談し、このたび築地本願寺に納骨させていただくことを決めました。

これが皆様のことを何よりも大切に思っていた彼のために、今私ができることだと思っております。これからはこの場所が、春馬を愛してくださる皆様にとって温かな場になることを心から願っています。

私自身、まだまだ不安定な気持ちの中で日々を過ごしております。ファンの皆様の、春馬を想ってくださるお気持ちに励まされながらも、一方で、彼や彼が大切にしてきた仲間たちや作品を傷つける声に大変悲しく思っております。心静かに故人をしのぶことができるよう、重ねてのお願いにはなりますが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。