NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時)の4日に放送された第84話の平均世帯視聴率が16・7%(関東地区)だったことが5日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第35話の17・2%だった。平均個人視聴率は9・6%だった。

沖縄の料理に夢をかけた料理人を目指す沖縄生まれの主人公、比嘉暢子(黒島結菜)と、支えあうきょうだいを描いた物語。タイトルの「ちむどんどん」は、心がワクワクすることを意味する。ヒロインの父親を大森南朋、母親を仲間由紀恵、きょうだいを竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、が演じる。主題歌はドラマの舞台となる沖縄県出身の歌手三浦大知が書き下ろしたオリジナル楽曲「燦燦(さんさん)」。

あらすじは、フォンターナが危機に陥る中、暢子は、房子(原田美枝子)に、ずっと気になっていた、房子が三郎(片岡鶴太郎)と結婚しなかった理由を尋ねる。一方、鶴見のあまゆでも、和彦(宮沢氷魚)が三郎に同じことを聞き、房子と三郎の語られなかった過去が明らかになる。そんな中、暢子を訪ねて鶴見にやってきたのは、良子(川口春奈)だった。良子は勘違いから、あまゆでフォンターナが嫌がらせを受けていることを、周囲に話してしまう。