多額の借金を抱えていることを公言しているお笑いコンビ霜降り明星の粗品(29)が10日までにYouTubeチャンネルを更新。自身の預金口座から突然“身に覚えのない大金”が引き落とされたことによる困惑を明かした。

粗品は動画の冒頭で「パニックです。急に口座から巨額のお金が消えていました」と切り出した。身に覚えのない引き落としだったことから1週間ほどかけて確認したところ、「来年の税金」だったことがわかったとした。

引き落とされたのは所得税の「予定納税」。予定納税とは納税額が一定金額以上になると見込まれる場合に税金の一部を“前払い”する制度のことで、自身も税理士から聞いていたというが、「ぼーっとしてて聞いてなかったんでしょうね。税理士との話を『はいはい』って流してたら、そらアカンわ」と反省した。

しかし引き落とされたお金は、借金の返済にあてる予定だったものだったといい、「ほんまにどうしたらええの?」と困惑するとともに、「何、勝手なことしてんねん」と逆恨み。「ある日突然、急に自分の銀行口座から身に覚えのないお金が引かれた」とあらためて説明した上で、「“逆田口”か!? わしゃ“逆田口被告”か!?」と、山口県阿武町が誤給付した4630万円を別の口座に振り替えたとして電子計算機使用詐欺罪で起訴されるなどした同町福田下の無職田口翔被告を引き合いに出し、「いや、もう勘弁してくれよ。金を作らないといけないから、闇営業? 闇営業ですかね~」と冗談めかした。