竹内涼真が主演するテレビ朝日系連続ドラマ「六本木クラス」(木曜午後9時)の第10話が8日に放送され、平均世帯視聴率が9・9%(関東地区)だったことが9日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は5・6%だった。前週は世帯が10・2%、個人が5・7%だった。

自身を絶望の淵に追いやった巨大飲食産業「長屋ホールディングス」の会長・長屋茂(香川照之)に報復を誓った宮部新(竹内)が、六本木に居酒屋「二代目みやべ」を開店、店のスタッフと共に飲食業界のトップを目指す物語。韓国で大ブームとなり日本でも話題を呼んだ「梨泰院クラス」のリメーク作品。

第10話は…。

「二代目みやべ」に負けた料理対決番組の結果に納得のいかない茂は、次の勝負の結果次第では次男の龍二(鈴鹿央士)に長屋ホールディングスを継がせないと告げる。すると龍二は、番組の件を全て自分に任せて欲しいと申し出る。何やら勝つ秘策があるようだった。

一方、料理対決番組の影響で「みやべ」の店内は満席、外には行列ができるほどの大にぎわいが続く。しかし、新との一件をきっかけに麻宮葵(平手友梨奈)が休暇に入ってしまい、さらに新たちは店舗のフランチャイズ展開も進めていたため多忙を極める。そんな中、フランチャイズのオーナー説明会の準備を進めていると、突然、投資家たちから投資話を白紙に戻したいと連絡が入った。

「俺は…こんなことでつぶれたりしない」。窮地に追い込まれた新はあらたな道を選ぶ。