22日に放送された中島裕翔(29)が主演するジテレビ系連続ドラマ「純愛ディソナンス」(木曜午後10時)の最終回の世帯視聴率が3・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、速報値)と26日、分かった。

初回から4・8%、4・3%、4・4%、3・7%、3・8%、3・7%、3・6%、3・9%、3・9%、3・2%だった。

個人視聴率は2・2%だった。

初回から2・6%、2・4%、2・3%、2・1%、2・0%、1・9%、1・9%、2・1%、1・9%、1・9%だった。

第1章では、中島演じる新任音楽教師・新田正樹が、吉川演じる女子生徒・和泉冴と絆を深めていくが、本心で向き合えないまま決別する。

第2章では大人のドロドロの人間関係が展開するストーリー。5年後に、2人はひょんなことから再会するが、中島には妻がいた。微妙で繊細な関係性が次第に周囲を巻き込み、やがてディソナンス(不協和音)を生み出し破滅へと向かう。

最終回で、正樹は、過去の家族写真から晴翔(藤原大祐)が加賀美(眞島秀和)の息子であると知る。これまで、正樹と冴の仲を引き裂こうと暗躍していた正体不明の人物「Hermit」も晴翔だったのだ。晴翔から「いま冴と一緒にいる」と呼び出された正樹は、かつて教師をしていた桐谷高校へと走る。

冴は、晴翔とともに高校の屋上にいた。そこで晴翔は、小坂由希乃(筧美和子)を殺したのは自分だと冴に告げる。晴翔は、自分の家庭を壊し、母親を死に追いやった小坂と、小坂のことで加賀美を追及した正樹を憎んでいた。「俺は決めたんだ。新田をじわじわと追い詰めてやるって。ここから一緒に飛び降りたらあいつなんて言うかな」。晴翔は笑いながらそう言って冴に近づいていく。

桐谷高校に駆けつけた正樹は、屋上でもみ合う冴と晴翔を見て、必死に階段を駆け上がるが、思わぬ人物が正樹の行く手を阻もうとする。隙をついて晴翔から逃れた冴は、正樹のもとへ急ごうとした。