NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~金曜午前8時)の6日に放送された第4話の平均世帯視聴率が16・4%(関東地区)だったことが7日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は9・1%だった。これまでの平均世帯視聴率の最高記録は第1話の16・3%だった。

時代は90年代から現在、「物づくりの町」として知られる大阪府東大阪市と自然豊かな長崎・五島列島が舞台。東大阪で町工場を営む両親のもとに生まれたヒロインの岩倉舞(福原遥)は、祖母が住む五島列島で「ばらもん凧」に魅入られる。やがて入学する航空学校で“パイロットの卵”である仲間と励まし合いながらフライト訓練に挑み、飛行機で空を飛ぶ夢に向かっていく物語。福原は朝ドラ通算4度目のオーディションで2545人の応募を勝ち抜いて主役をつかんだ。長崎出身の歌手さだまさしが語りを務める。

あらすじは、舞(浅田芭路)が初めて祥子(高畑淳子)の家を訪れた日。船大工の木戸(哀川翔)や港に売店を持つさくら(長濱ねる)がやってきてにぎやかになる。祥子に紹介されてあいさつをする舞は居場所がない感じだったが、そこへ診療所へ行っていためぐみ(永作博美)が帰ってくる。さくらが持ってきたタコを興味津々で触りはしゃぐ舞だが、めぐみに注意されてしまう。その様子に祥子は違和感を感じる。翌日、舞は熱を出し、診療所の医師に診察してもらう。

舞は学校に登校し、磯での校外学習のたよりをもらう。帰宅した舞に、めぐみは無理しない方がいいと言うが、祥子は「舞の気持ちを聞いていない」とたしなめる。あらためて舞の気持ちを聞くと「行きたい」と話す。そして舞は磯での校外学習に出掛け、笑顔を見せる。