小栗旬(39)主演のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のこれまでを振り返る特番「鎌倉殿の13人 応援感謝!ウラ話トークSP~そしてクライマックスへ~」(午後8時)が9日放送され、伊東祐親役を降板後、8月に腎盂(じんう)がんのため亡くなった辻萬長(かずなが)さんの映像が公開された。

番組では作品から去った登場人物を紹介する「In Memoriam~在りし日を偲んで~」と題したVTRを放送した。その最後に「伊藤祐親役を病気のため降板後 去年8月 逝去されました」とのテロップを表示した上で、辻さんが伊東祐親を演じる一場面を公開した。祐親が「悪いことは言わん。1日も早く頼朝と縁を切れ」と話すシーンだった。

ツイッターには「辻萬長さんの伊東祐親が見られたのはうれしかった」「辻萬長さんすてきでした」「まさか辻萬長さんの爺様を見られるとは…ありがたい」「そっか、撮ってる途中だったんだ…」などとしのぶコメントが集まっている。

辻さんの降板後、同役は浅野和之が演じた。

小栗演じる北条義時が2代執権となり、これからクライマックスを迎える大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のこれまでの放送を振り返る特番。小栗、坂東彌十郎、小池栄子、佐藤二朗も出演。MCをテレビプロデューサーの佐久間宣行氏と杉浦友紀アナウンサーが務めた。