清野菜名(28)松坂桃李(33)が14日、都内で、ダブル主演映画「耳をすませば」(平川雄一朗監督)公開初日舞台あいさつに、共演の山田裕貴(32)内田理央(31)らと登壇した。甘酸っぱい? 青春の思い出を振り返った。

89年に少女漫画誌「りぼん」に連載され、95年にアニメ映画化された中学生たちの青春物語。10年後のストーリーを加えたオリジナル作品となる。

内容にちなみ「甘酸っぱい青春の思い出」を聞かれると、清野は「甘酸っぱいというよりは、青々していた」と前置きした上で「体を動かすことがすごく好きだった。高校生の頃、毎日夜公園に行って、高いところに空き缶を置いて後ろ回し蹴りを練習したりとか。自分の中で甘酸っぱいエピソード」と懐かしんだ。山田から「戦国時代じゃないよね?」、松坂から「誰かを倒したかったとか?」と続々つっこまれると「映画の『バイオハザード』に憧れて。あの蹴りをやりたいと毎日練習してました」と、照れながら同作主演のミラ・ジョヴォヴィッチを目指していたことを明かした。

清野の告白は続き「中学生の時にお付き合いしていた人がいたけど、教室の後ろのドアを開けたら、その男の子が違う女の子のことをバックハグしていた。それを見て振られたと思って、ダッシュで逃げました」とほろ苦いエピソードも披露。松坂に「修羅場ですよね」と驚かれると、「めちゃくちゃショックでした。今、思い出しました」と笑った。

松坂は中学生当時、部活動の仲間と海で花火を楽しんだ日の出来事を回想。「仲間の1人のロケット花火が違う方向に行っちゃって。怖い人のところに飛んでいってしまって『何やってんだ、こら!』と追いかけられた」と苦笑した。一同で逃げたが、砂に足を取られた1人が捕まってしまったといい「心の中で『ごめん!』と思って逃げ切ったけど、よくよく冷静になった時に置いていくのはまずいと。みんなで戻ったら、その子が胸ぐらを捕まれて浮いている状態だった。一斉に土下座して謝りました」と申し訳なさそうに語っていた。

イベントでは、原作者・柊あおいさんからのメッセージも紹介。コロナ禍を乗り越えて公開にこぎ着けたことをねぎらわれると、清野は「生みの親である柊先生にすてきなお手紙をいただけて光栄です。雫ちゃんは壁にぶつかっても前向きに進んでいく力のある女の子。撮影を通して勇気をもらったし、雫ちゃんを演じられてとても感謝しています。この舞台にみんなで上がれて、再会できたことを幸せに感じます。感謝しかないです」と話した。

安原琉那(15)中川翼(16)荒木飛羽(17)住友沙来(15)平川監督も登壇した。