元NMB48の高野祐衣(28)が16日、都内で行われた「『日本の食の聖地巡礼・Nara』推進プロジェクト発足発表会」に出席した。「握手会に行けば会えるアイドル」から「お店に行けば会える経営者」に、華麗なる転身を果たした現在を語った。

NMB48を15年に卒業後、日本酒好きが高じて18年には利き酒師、20年には酒ディプロマ(ソムリエ)の資格を取得。さらに今年7月には、東京・西浅草に日本酒専門店の酒屋「ゆい酒店」をオープンした。現在は代表取締役を務めながら、実際に店舗に立って接客しており「お客さまから『本当にいるんですね』ってよく言われます」。

NMB48時代に行っていた握手会の経験も生きており「握手会で培われたコミュニケーション能力じゃないですけど、人と話すのは好き。現場に立つのには向いているとは思う」と話した。

今後の展開も熱く語った。「最終的な目標は、店舗に(自分が)いるというよりかは、窓口を増やしていきたい」。同イベントでは7つの日本酒を試飲し、笑顔を振りまいていた。