ピン芸人の奈良原が18日、ブログを更新。芸能事務所「プロダクション人力舎」の同期コンビ、しめじの寺本大樹さんが23歳で事故のため亡くなったことを受け、思い出と悲しみをつづった。

奈良原は「同期のしめじの寺本大樹君が11月13日に亡くなりました。彼は、唯一の同い年の同期でした」と書き出し、「まだまだやりたいこと沢山あっただろうな。23だぞ俺たち。悔しいけど、書ききれないくらい思い出があります」と、養成所時代から切磋琢磨(せっさたくま)していた寺本さんとの思い出を振り返った。

「常に意識してたライバルでした」といい、「そんな大樹といつか一緒にテレビに出たかったです。大樹と共に売れたかったです」と悔やんだ。

そして「大樹には後悔して欲しいです。自分の同期や先輩後輩や親しい人たちが世の中に知られていき売れていくのをみて、売れずに亡くなったことを必ず後悔して欲しいです。僕もお前を後悔させるために頑張ります」と、最高のライバルであり同い年の友人を亡くした悲しみをつづり、「初めて買った喪服の領収書は、そっちに送っておくから、いくらかお金を送ってくれると助かります。また一緒にライブしような、バカ ご冥福をお祈りします」と悼んだ。

寺本さんは大阪府八尾市の出身。兄の寺本太朗(25)と17年8月に、しめじを結成。今月もライブなどを告知していた。13日に交通事故のため都内の病院で亡くなった。