女芸人ナンバーワンを決める「THE W」の決勝進出者12組が26日、発表された。

今回は昨年までの10組から2組増加。紅しょうが、Aマッソ、スパイク、TEAM BANANAの4組が3年連続の進出を果たした一方で、エルフ、河邑ミク、さとなかほがらか、フタリシズカかりこる、爛々の5組が初進出。天才ピアニスト、にぼしいわし、ヨネダ2000を加えたバリエーションに富んだ12組で頂点を争う。

Aマッソは体中にチョウを貼った姿で登場。決勝の生放送で審査員からの票がチョウで示されることにかけており、加納は「3年目になるとね、飛んでいったチョウを集めて」と笑わせた。2年前の大会では優勝したゆりやんレトリィバァに「サザエさん」の磯野カツオのネタで負け、昨年はオダウエダにカニのネタで敗北。「海鮮に弱い」と再び笑いを誘いつつ「今年もにぼしいわしがいる」と警戒心をみせていた。

今回で6度目の開催で、過去最多735組がエントリー。決勝の模様は12月10日19時から日本テレビ系で生放送される。初出場のピン芸人、河邑ミクは「今までは次点で、あともう少しだった。今年は決勝が12組になって入れました」と喜び「次点もリハーサルには参加するんですよ。今年の本番は誰よりも要領よく頑張りたいなと思います」と笑いを誘った。

日本テレビで行われた会見では3ブロックに分ける抽せん会も実施。初進出のエルフは仲がいいという同じ吉本興業の先輩、紅しょうがと同じC組に入った。エルフの荒川は組み合わせが決まると「キャー、どうしよう」と叫び「マジでえもいんです」と語り、紅しょうがの熊元プロレスも「本当に仲が良くて、すごくマジでおごっているので。勝ちたいなと思います」と応じていた。

会見には大会サポーターを務める、お笑いコンビ、ニューヨークも出席。決勝は4組ずつ3ブロックに分けて行い、審査員6人が審査。各ブロックで勝ち残った3組で戦う最終決戦では国民投票枠を含めた1票も加えて優勝者を決める。

「THE W」では17年に第1回が行われ、初代王者にはゆりやんレトリィバァが輝いた。その後、第2回で阿佐ケ谷姉妹、第3回で3時のヒロイン、第4回で吉住、第5回でオダウエダが優勝している。