平愛梨(37)が8日、インスタグラムを更新。夫のDF長友佑都(36=FC東京)が日本代表メンバー入りし、5日(日本時間6日)の決勝トーナメント1回戦でクロアチアにPK戦の末、敗れたサッカーワールドカップ(W杯)カタール大会への思いをつづった。

平は「ドイツとの初戦でピッチに並んだ選手達の姿! どの人も本当に格好良くて夫の姿に『目指して来た場所に立ててる』と思うとこれまでの色んな感情が込み上げて来た。(中略)その大舞台に立ち触る人も応援する人もみんなみんな一緒なんだ! それぞれが違う場所からひとつの気持ちだけで繋がれていること! 同じ気持ちなんだ!と思ったら、本当にみんな『ブラボーだ!!』とやっぱり今もまだ涙とまらない」と、夫が会見で叫び、流行語になりつつある「ブラボー」で大会を評した。

一方で「元々サッカーをやっていた佑都さんと出逢わせてもらえてただ付き添っただけのナオン(女)です。『支えてくれて』というコメントをたくさん頂きましたが、支えなくても見るからに強いよ、彼はひとりでもギラギラ立ち向かうだろう」と自らと、夫の立ち位置について独特の言い回しでつづった。

平は「日本に戻って来て切り替えられる! と思ったら、まだ無理だ。(ってオマエ誰?!って話だケロ)どの選手も、4年間の全てを発揮するW杯。開幕を迎える日まで私もどこか落ち着かず、ソワソワ過ごしてた」と振り返った。

さらに今回は、3人の子どもとの現地観戦となった。「子供達の荷造りも大変なはずなのにどこか浮足だった。あれからまだ2週間しか経っていない。このたったの2週間が1年分のような大きな感情に揺さぶられた。観戦に行くのも簡単ではなくスタジアムの席に到着するその瞬間まで忘れ物はないか? このゲートで合ってるか? 子供達ははぐれてないか? と色んなことを確認していっぱい歩いて辿り着く。スタジアムに入るとたくさんの日本人サポーターさんが居てこんなにも大変な思いをしながらこの場所にいる! と思ったら私まですっごく勇気をもらえた。大きく広く一際明るいスタジアムは隅から隅まで光が差し込んで選手の登場と共に私たちまで緊張感が走る」と思い出を振り返った。

その上で「涙なみだの初戦から最後のPK戦まで、きっと、たくさんの人と同じ気持ちになれたことは間違いない!! と思う。また、この気持ちがものすごいことだと思う。サッカーというスポーツがこんなにもたくさんの人たちの生きる日常に感動を与えてくれて応援さえも一生懸命、必死にさせてくれたこと!! 4年前のロシア大会はキックオフ時間に合わせて時間に追われながら過ごしテレビにかじりついて観戦した! 今回は行かせてもらい辿り着くまで必死だった!」と、テレビ観戦した前回のロシア大会とは違う体験をし、感情を抱いたとつづった。

そして「まとまらない私の感情! どうかしてるゼッ 少しの期間でしたが、こんなにも感情を揺さぶられて佑都さんと結婚したことにより、私にまで『おめでとう』や『ありがとう』なんて言葉かけてくれて、こちらこそ!! 私や子供達まで受け入れてくださって本当にありがとうございます!!」と感謝した。

カタール大会で4大会連続でW杯に出場した日本代表入りした長友は、クロアチア戦を含む4試合全てに先発で出場。日本代表のW杯での最多出場試合記録を、15に伸ばした。