日向坂46金村美玖(20)ファースト写真集「羅針盤」(光文社から20日に発売)が、初版15万部からスタートすることが10日、分かった。封入ポストカードの1種も新たに公開された。

すしが大好物で、愛称は「おすし」。写真集発売が発表された10月20日には、ツイッターで「すし写真集」がトレンド入りするなど異例の話題となった。ネット書店などで予約が殺到したという。日向坂46のソロ写真集としては、昨年6月発売の小坂菜緒(20)ファースト写真集「君は誰?」と並ぶ歴代最多タイの初版部数15万部となった。

今回公開されたポストカードの写真は、デニムの水着で鹿児島・与論島のビーチにたたずんでいるショット。金村は「今回の写真集ロケでは、私が“曇り女”ぶりを発揮してしまって、与論島も今にも雨が降りそうな曇り空で肌寒かったんですが、気合で海に入りました。これは海に入る直前の写真です」と明かした。

その上で「曇っていても与論島の海はとっても透き通っていてきれいでした。水着撮影は北海道で経験していたので、リラックスして撮影できたと思います」と振り返った。「せっかくの与論島なので、『晴れたらいいな』ってすごく思っていたんですけど、逆に晴れた青い海で水着みたいな王道の写真じゃないのも私らしくていいかなって思っています」と呼び掛けた。

金村は昨年シングル表題曲センターも任されるなど、グループのエースの1人だ。写真集は昨秋から今年初夏まで、北海道の美瑛、富良野、トマム、小樽をはじめ、京都や和歌山、鹿児島・与論島でも撮影。トマムでは雪原で初の乗馬を楽しんだり、京都では制服姿で修学旅行気分を満喫するなど、さまざまな表情を収めた。水着やランジェリーショットにも初挑戦した。