King&Prince平野紫耀が主演を務めるTBS系連続ドラマ「クロサギ」(金曜午後10時)第9話が16日、放送され、平均世帯視聴率が7・1%(関東地区)だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は4・1%だった。

第1話は9・2%、第2話は7・3%、第3話は7・5%、第4話は6・9%、第5話は6・2%、第6話は7・5%、第7話は6・9%、第8話は7・7%だった。

ドラマは漫画「クロサギ」シリーズが原作。詐欺によって家族を失った主人公が、人生の全てをささげて「クロサギ」として詐欺師たちに立ち向かっていく物語だ。03年から13年まで「週刊ヤングサンデー」「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載され、単行本は累計発行部数850万部を超える。連載中の06年には山下智久主演で連ドラ化し、08年には映画化もされた。

第9話で、警察に逮捕された黒崎(平野紫耀)は、刑事たちからの取り調べで確固たる証拠を突きつけられてしまった。それは、明らかにひまわり銀行内部の者でないと用意できないものだった。

その後、桂木(三浦友和)のところへと向かった黒崎は、今回の一件で桂木の元にいる限り宝条(佐々木蔵之介)を食うことはできないと身をもって知ることになった。黒崎は、桂木に決別を告げ、それを桂木も受け止めた。

そして黒崎は、氷柱(黒島結菜)に旅立つことを告げ、愛猫のクロを預けて行方をくらましてしまった。

黒崎が行方不明になってから2週間が過ぎ、宝条は民政党議員・蒲生紗千子(秋山菜津子)に会っていた。蒲生は、これが「最後のチャンス」と新党立ち上げを画策していた。その資金として宝条に100億円を準備するよう命じた。そして、とある野望を抱く宝条にとっても、その資金提供はラストチャンスとなった。だが、それは黒崎にとっても同じことで、すべてを捨てた黒崎は宝条を倒すため奮闘した。