“演歌第7世代”のホープ、青山新(しん、22)が2日、目標である「NHK紅白歌合戦」出場への熱い思いを語った。

演歌第7世代はデビュー5年以内、20代、30代前半の若手たち。青山の他、辰巳ゆうと、新浜レオン、二見颯一、彩青、女性では門松みゆき、望月琉叶らが挙げられる。

青山はテイチクエンタテインメント85周年記念、芸映60周年記念という2つの老舗の看板を背負って2020年(平32)2月5日、「仕方ないのさ」でデビュー。来月にデビュー4年目に突入する。

「ありがたいことですけど、記念が2つも付いて‥。最初のうちは両肩が重くて、身長が縮む思いでした(笑い)。“W看板”ってずっと言えることじゃないですか。これが1年でもずれていたらどっちも無いわけですから。今では、すごく幸せだなぁって思ってます。自分は、持ってたかなぁって感じますね」と振り返った。

昨年は5月に東京・日本橋三井ホールでファーストコンサート。11月には生まれ故郷の千葉・浦安市文化会館小ホールで凱旋(がいせん)公演「青山新コンサートin浦安~ただいま!おかえり!~」を開催。満員のファンに「ただいま! デビューからの目標をまた一つ実現することができました。ようやくここにたどり着いて、やっと次の夢に歩き出せます」と報告した。

目標に挙げる、次の夢はNHK紅白歌合戦出場。凱旋公演でも“ひとり紅白”コーナーとして過去の紅白で披露された名曲の数々を歌って、大きな拍手を浴びた。「いずれは紅白歌合戦に出て、祖母に歌ってる姿を見せたい。紅白への願望はすごくあります」と話している。

4年目のスタートとなる来月8日には新曲「女のはじまり」(作詞・田久保真見、作曲・水森英夫)を発売。4月2日には「青山新コンサート2023~飛翔~」を日本橋三井ホールで開催する。「新曲は今までとはガラッと違った、ボクとスタッフの思いの歯車がガチッとかみ合った“おんな歌”です。初めて聴いた瞬間から直感的に『この歌、歌いたい』という気持ちになりました。2023年、目標に向かって突っ走ります!」と話していた。