乃木坂46のキャプテン秋元真夏(29)が7日、公式ブログを更新し、2月26日をもってグループから卒業することを発表した。同日横浜アリーナで卒業コンサートを行う。日本を代表するアイドルグループの礎を築いた1期生最後の1人が、大好きな乃木坂46から離れる決断をした。

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昨年末にエース齋藤飛鳥(24)が卒業し、キャプテンの秋元も続いた。一時代を築いた1期生が全員卒業する。当然グループに与える影響は甚大だが、世代交代が順調に進んでいるのも事実だ。現メンバー40人のうち1期生が秋元1人、2期生も鈴木絢音(23)1人。残る38人は3、4、5期生で、最年少の小川彩はまだ15歳。平均年齢は20・1歳だ。

層の厚さを象徴するように、新たな「開拓者」も出現した。3期生山下美月(23)は放送中のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」で朝ドラ、久保史緒里(21)は「どうする家康」で大河のレギュラーと、いずれも現役ではグループ初の扉を開けた。齋藤も卒業に際し「乃木坂はもう大丈夫。だって朝ドラに出る子も大河に出る子もいるんですよ? 3期も4期も5期もすごくて今までで一番バランスがいい気がする」と太鼓判を押していた。

ここに副キャプテン梅澤美波(24)らを加えた3期生がリーダーシップをとりつつ、粒ぞろいの4期、5期と一致団結して新時代へと突き進みそうだ。【横山慧】