NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~金曜午前8時)の第72話が16日に放送された。情報番組「あさイチ」MC陣も朝ドラ受けした。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、IWAKURAの再生をめぐみ(永作博美)とともに行う決意をした舞(福原遥)。会社では、めぐみが社員に在庫処理、経費削減、リストラを終えたことで信用金庫の信頼を得て、融資への返済期限が延長されたことを報告する。しかし、猶予は半年。そこでめぐみは営業に注力するとし、舞がそのメンバーになることを発表する。

舞は積極的に飛び込み営業などに挑戦するが、早くも壁にぶつかる。

事務の山田(大浦千佳)が舞に「ムダに張り切っている」などと相変わらず辛らつな言葉を浴びせた。

博多華丸は舞らの厳しい状況に「ここからの逆転ありますかねえ」と心配した。博多大吉は「誰かが私は鍵を握っていると思うんですけど」と期待した。鈴木奈穂子アナウンサーが「誰ですか?」と聞くと、大吉は「隣の席の山田ちゃんなんか怪しくないですか」と答えた。華丸が「あの子、そろそろいい子にならんかな」と言うと、大吉は「なんかドラマってああいう子が実は何かポロっと言ったひとことが…」と語った。鈴木アナも「そんな感じ」と応じていた。

同ドラマは時代は90年代から現在、「物づくりの町」として知られる大阪府東大阪市と自然豊かな長崎・五島列島が舞台。東大阪で町工場を営む両親のもとに生まれたヒロインの岩倉舞(福原遥)は、祖母が住む五島列島で「ばらもん凧」に魅入られる。やがて入学する航空学校で“パイロットの卵”である仲間と励まし合いながらフライト訓練に挑み、飛行機で空を飛ぶ夢に向かっていく物語。福原は朝ドラ通算4度目のオーディションで2545人の応募を勝ち抜いて主役をつかんだ。長崎出身の歌手さだまさしが語りを務める。