俳優妻夫木聡(42)が主演を務めるTBS系連続ドラマ、日曜劇場「Get Ready!」(日曜午後9時)第4話が29日、放送され、平均世帯視聴率が9・6%(関東地区)だったことが30日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は6・0%だった。

第1話は10・2%、第2話は10・9%、第3話は10・3%だった。

同作は、超人的なオペ技術と法外な治療費で、どんな手術も請け負う最強医療チーム、通称「仮面ドクターズ」を描くオリジナルドラマ。妻夫木がエースと呼ばれる天才執刀医役、藤原竜也がジョーカーと呼ばれる交渉人役、松下奈緒がクイーンと呼ばれるすご腕オペナース役、日向亘がスペードと呼ばれる天才ハッカー役を演じる。

第4話で、天才彫刻家の洋子(美村里江)は、脳腫瘍の摘出手術は不可能であると医師から告げられ、残された時間で最期の最高傑作を作ろうと決意した。

そこにジョーカー(藤原竜也)が現れ、6億円で腫瘍の摘出手術をしてもらう契約を結んだ。ところが、洋子のMRI画像を確認したエース(妻夫木聡)は、彼女が腫瘍が原因で発症した後天性サヴァン症候群であることを見抜いた。腫瘍を取り除けば命は助かるが、彫刻家としての才能は失われる。命か、才能かの選択を迫られた。唯一無二の才能を持った洋子の迷いを、クイーン(松下奈緒)は自分のことのように受け止めていた。