作家の乙武洋匡氏(46)が30日、自身のツイッターを更新。ツイッターでトレンド入りしている「デジタルタトゥー」について言及した。

「『人生は何度でもやり直せる』とか言われるけど、もう少し正確に言うと、デジタルタトゥー時代には人生のリセットボタンなんてどこにもないので、これまでの盛大な黒歴史や人々からの批評もすべて引き受けて、それでも醜態をさらしながら生き続けていくしかない、ということなのだと思います」と投稿した。

同ツイートに対し、「私はいつもそれを言ってますけど、『やり直す』は『リセットする』ことだとは思っていません。『何もかも背負って、なおかつ立ち上がってはい上がること』だと思っています。それを踏まえた上で、もう1度、いや、何度でも言います。『人生は何度でもやり直せる』と」「『人生は何度でも上書きできるが過去は消せぬ』ですよね」「そうはいっても乙武さんもかつて色々書かれたけど今はここまできた。堀江氏が言うように『他人の失敗なんて誰も覚えちゃいない』は真理だなあと思ったりします」などのコメントが寄せられた。

「デジタルタトゥー」は、連日報道されている回転すし店での迷惑行為をした人が、SNS上で特定されていることを受けてトレンド入りしたとみられる。