今年で44回を迎えたヨコハマ映画祭が5日、横浜市内で開催され、倍賞千恵子(81)が「PLAN 75」で主演女優賞に輝いた。

「横浜に住むようになって30年以上になります。いつかこの賞を、と思っていました。ずっと『寅さん』のさくらと呼ばれてきましたけど、今回この作品でミチ(役名)という新しい名前をいただいた気がします」と感慨深げだった。共演で助演女優賞となった河合優実(22)は「ご一緒でき、そのたたずまいだけで勉強になりました」。倍賞が生歌を披露するひと幕もあった。

主演男優賞を受賞した瀬戸康史(34)は、妻の山本美月(31)が1月29日に第1子妊娠を発表後初の公の場となった。