お笑いコンビ、爆笑問題の太田光(57)の夫人で、所属事務所タイタンの太田光代社長(58)が6日、「タイタンの学校 書道展」(7日まで)を開催中の東京・スタジオスペース新宿御苑で会見した。

今年で3回目となる書道展だが、昨年からは作品を販売して、日本赤十字社を通じて寄付している。

タイタンの学校の理事長でもある光代社長は「タイタンの学校では習字をさせています。字からお笑いが生まれることが、日本で多い。文字の意味を知ることから始めています。チャリティーは、教えないと分からないので、そこも伝えていきたい」と話した。

光代社長自身は「にゃんこ金玉考」「光裕浩太」を出展。「にゃんこ-」は西川清史氏の「にゃんこ四字熟語辞典」と「世界金玉考」から思い付いた。「文芸春秋社の副社長までやられた方なんですけど、おもしろい。『うんちの行方』という本も出しているんで読んでみたい。新潮社からなんですけど、裁判が終わっているからいいかな、と」と、夫の光の日大芸術学部裏口入学問題訴訟を持ち出して笑わせた。

「光裕浩太」は爆笑問題の太田光、田中裕二(58)、ウエストランドの井口浩之(39)河本太(39)の名前の文字から。「河本がうちの養子になると『太田太』。回文になるんです」と笑った。

光は「入間の人間」、田中裕二は「うさぎ」を書いた。光については「何なんでしょうね。どう思っているのか分からない」。田中は「今年の干支(えと)ですね。去年は『猫』だったけどね」と話した。

昨年の暮れのM-1グランプリで優勝したウエストランドは、井口が「人間のくせに」、河本が「健康家族」。

光代社長は「爆笑問題に続いて、漫才で出てきたから事務所的にもうれしい。M-1当日は、飲みながらテレビを見ていたんだけど、最終決戦の前にバタッと眠っちゃいました。電話が鳴って、テレビ見たら井口が映っていて『夢だ』と。そこで夫が帰ってきて『優勝したんだろ』って。最終決戦だけ、丸丸見ていない。翌日、朝TVerで全体を見させていただいた」と振り返った。

優勝のお祝いは、元日にホテルの一室を借り切って、爆笑問題、マネジャー陣を集めて行った。光代社長は「何を欲しいか聞いたら、河本がノートパソコン、井口が時計が欲しいと言った。2人にノートパソコンと、少しタイプが違うグランドセイコーをあげました。すごく喜んでくれました。河本は『金ピカの物だったら即、売ろうと思っていた』と言ってました。ネタでしょうけど」と笑った。

光は2人に「調子に乗るなと言ってました。私にいつも自分が言われてることなんですけどね(笑い)。田中はメールで何かをやっていました、多分興味がなかったんでしょう」と笑った。

ウエストランドの今後については「ステップ踏まなきゃ行けないので、すぐに冠番組とかよりも、とにかくコーナーを作ってもらうことが大切。井口ばかりしゃべって、河本がしゃべれないと言われているけど、自分が好きなことについては、すごく巧みにしゃべるんです。小説も書ける。なんとか2人で頑張って欲しい。うちの会社の今後はウエストランド次第です」と話した。