歌手松任谷由実(69)が6日、新潟・苗場プリンスホテルで恒例の冬のリゾートコンサート「SURF&SNOW」初日公演を行い、名門陸上部との深い付き合いを明かした。

自宅近くに、1月の箱根駅伝で総合優勝を果たした駒大陸上部の合宿所があるという。日々、近所の公園などを走っていた同部の選手らからあいさつを受けた夫の正隆が、合宿所に通うようになったのがきっかけで同部と家族ぐるみでの交流を開始。約10年の交流があり、同部の現主将と次期主将が松任谷家を訪れ、引き継ぎを兼ねた「お茶会」が行われることもあるという。

箱根駅伝出場の前にはシュークリームを同部に差し入れするのが、ここ最近のルーティンになっている。「松任谷(正隆)の同級生の店なんです。(選手らは)すっごく喜んでいるみたいで。代々、受け継がれていて『松任谷家からシュークリームが届くぞ』って」と選手らからは評判のようだ。

そんな家族ぐるみで応援している同部から、自身は大きなパワーをもらっているという。「どんなセレブや芸能人とかと過ごすより、彼らのひたむきさに触れていることが貴重だなと思う。自分も頑張らないといけないなと。その姿勢をずっと持てたらいいなと思います」と話した。