22日に大動脈解離で66歳で亡くなった落語家笑福亭笑瓶さんの通夜が26日、東京・中央区の築地本願寺で行われ、師匠である笑福亭鶴瓶(71)が取材に応じた。20代で最初に弟子にとった筆頭弟子だけに、「筆頭が亡くなるのは悲しい」と肩を落とした。
笑瓶さんとの最期について、「運ばれて、ECMO(エクモ)の状態で会えなかった。外す時に会わせてもらったが、その時は心臓が止まっていた」。また「エクモを外した時は顔が腫れていたが、きょうはええ顔しています」と話した。
弟子にとった当時を振り返り「僕は24か25。弟子をとってどう育てたいいか分からん」と3回断ったエピソードを語った。弟子にとることにしたのは、師匠笑福亭松鶴に「とれ」と言われたためとした。「誰にでも気に入られる。さんまにもお世話になったし、(片岡)鶴太郎さんに頼んで太田プロに入れてもらって。絶対に売れへんと言ったが、東京でも人気が出るのが早かった」。
自身との関係も「友達みたいですから。ええやつですよ。すてきなやつです」。笑瓶さんは、冗談で鶴瓶のことを本名(駿河学)の「マーちゃん」と呼ぶこともあったという。「誰がマーちゃんやねん、とよう言うてました」と懐かしんだ。さらに「相談相手でもあった」とし「弟子が13人いますからね。裾野をちゃんとやってくれて、ようやってくれた」。
「あの時弟子にとってよかった」とし、「筆頭が亡くなるのは悲しい。こんなに早く、いやですよね。順番が」。また「奥さんや弟子のことは心配せんでいいよ」と話していた。



