タレントのラサール石井(67)が16日までにツイッターを更新。行政文書を“捏造(ねつぞう)”と指摘した問題の渦中にある高市早苗経済安全保障担当相が参院予算委員会で一時「答弁拒否」を宣言したことに、「傲慢にもほどがある」と厳しく批判した。

高市氏は当初、放送法の「政治的公平」をめぐる総務省の行政文書に関する自身の説明内容について「捏造」と断じ、捏造文書ではなかった場合には国会議員の職を辞す覚悟を示していた。しかし総務省が正式な文書であると認めると、「(自身に関する記載が)事実じゃない」と主張した。15日の参院予算委員会で立憲民主党の杉尾秀哉氏から発言が変わってきていることについて「全く信用できません。あなたの答弁は」と指摘されると、高市氏は「私が信用できないならもう質問はなさらないでください」と発言した。

ラサールは高市氏の発言を受け、「『答弁信用できないんなら質問するな』これはひどい。信用できないから質問するんじゃないか。何度も前言を軽々しく翻しておいて、信用しろとは傲慢にもほどがある。部下であった総務省の官僚達に後ろ足で砂かけるような真似をして、行政文書と国会答弁の正当性を貶める。『万死に値する』」と批判した。