タレント麻木久仁子(60)が31日、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月~金曜午前5時)のコーナー「明治チョコレート効果presentsヒロシと朝から健康ライフ」にゲスト出演した。脳梗塞、乳がんなどを患った経験から、国際薬膳師の資格を取った経緯を明かした。

パーソナリティー生島ヒロシ(72)が「久仁子ちゃんも相変わらず元気そうで何より」とあいさつすると、麻木は「もう還暦ですよ。今や“ちゃん”と付けてくれるのは生島さんだけです」と笑った。

生島が「麻木久仁子ちゃんの場合は2010年に脳梗塞を発症した」と質問すると、麻木は「50歳手前でまず脳梗塞をやりまして、おかげさまで軽くて済んで今、後遺症があってということもないんですけれど。不思議だったのは特に持病とか、例えば血圧が高いとか動脈硬化があるとか、一切なかったんですよ。超健康のつもりでいたのにいきなり、突発的に脳梗塞。そういうケースもあるんですね」と振り返った。

さらに生島が「なんでそんなになっちゃったのかしら。ストレスが、その頃多かったとか?」と聞くと、麻木は「ストレスも多かったですし、正直言うと酒の量もちょっと…。数値に出るほど肝臓が悪いというほどでもなかったんですが、お酒も飲んでたしタバコも吸ってたし、時間も不規則。ストレス、睡眠不足とか、いろいろなものが“惑星直列的”に一気にあって、たまたま突発的なのかなぁと思いますけど。そういうこともあるんで『私、健康だからリスク要因ないから』っていうことでもないみたいですよ」と答えた。

そして「前ぶれも何もないです。急にね。右半身がブルブル震えるっていう発作でお医者さんに行ったら“脳梗塞ありますよ”って言われた。ちょっとしたサインも見逃さないで“もしや”っていう気持ちを持っていた方がいいみたいですよ」とアドバイスした。

その後、12年には、人間ドックで左右の乳がんが発見された。立て続けに大病を患ったのがきっかけで薬膳と出会ったという。16年に国際薬膳師、19年には国際中医師の資格を取得した。

「健康管理をしようと思って。あんまり運動好きじゃなかったんで、とりあえず、ご飯は食べるの、作るのが好きだったので薬膳、東洋医学の理論に基づいてご飯を食べる。薬膳の勉強を始めて今、薬膳周りの資格なんかも取ったりして楽しく毎日、ご飯を食べております」と笑顔で話した。

最新著書に「おひとりさま薬膳」(光文社)と「からだ整う 温活薬膳ごはん」(食べもの通信社)がある。麻木は4月7日にも出演する。