フジテレビは6日、5日に87歳で亡くなった畑正憲(はた・まさのり)さんに対して、書面を通じて哀悼の意を表した。

この日、発表した書面は以下の通り。

「生涯、動物たちと触れ合い続け“ムツゴロウ”の愛称で親しまれた畑正憲さん。

フジテレビで1980年に放送が始まった『ムツゴロウとゆかいな仲間たち』シリーズは、北海道で動物たちと暮らす畑さんの生活や、世界中の生きものたちと触れ合いを20年以上にわたって描きました。

アフリカの保護区では、初めて出会った巨大なアフリカゾウが片足を上げムツゴロウさんにあいさつしてくれたものの体中ダニだらけに。それでも喜んでいらっしゃったムツゴロウさん。

動物も人もムツゴロウさんにとってはみんな友達でした。ムツゴロウさんの飾らないお人柄や動物たちとの心温まる交流の様子が、幅広い世代から共感を得て人気番組となりました。

このたびご訃報に触れ、残念でなりません。これまでの多大なご功績に深く感謝申し上げるとともに、謹んで心より哀悼の意を表します。」

また、同局は畑さんをしのんで8日(土)午後7時から2時間の追悼特番「ありがとう!ムツゴロウさん」(仮)を、全国ネットで放送することも発表した。