俳優の三宅弘城(55)が13日、ツイッターを更新。昨年6月に最愛の妻が膵(すい)がんのため亡くなっていたことを明かし、「とても優しいおおきなひとでした」としのんだ。

三宅は「一年前の今日、2022年6月13日、妻が天国へ旅立ちました。膵がんでした」と報告。がんが見つかってから8カ月後に亡くなったという。「どうしようかずっと迷ってたんですが、なんとなくこのままでは自分が前に進めないような気がして、一周忌を期にお知らせすることにしました」と、公表に至った経緯をつづり、「妻、49歳でした」と記した。

コロナ禍で入院すると面会が困難になることから「そうなるとボクがどうにかなってしまいそうだったので『ここはもうオレが面倒診る!!』と腹を括り、訪問看護や訪問診療をお願いし、自宅で最期を看取りました」という。「くやしさや悔やむこと、あの時ああすれば良かった、などの『たられば』は数え切れないほどあります。いろんな思うことはたくさんたくさんありますが、最期を病院ではなく自宅でという道を選んだことだけは後悔はありません。体力的にも精神的にもすごくキツかったけど、夫婦で精一杯闘いました」と振り返った。

続くツイートでは「誰が言ったかわかりませんが、ネットに出ているような恐妻家などではなく、思い返しても笑顔しか浮かばない、とても優しいおおきなひとでした。ありがとう。ありがとう」と、最愛の妻へ感謝の言葉をつづり、「コイツらとがんばって生きてゆきます」と、愛猫たちの写真をアップして結んだ。