スウェーデン出身で日本国籍を取得し、庭師、モデル、俳優として活動する村雨辰剛(34)が26日、都内で行われた「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」アワードセレモニーで、映画に初主演した思いを語った。

村雨は、ホッピービバレッジが映画祭とコラボした賞「HOPPY HAPPY AWARD」を受賞した道上寿人監督の短編映画「The Izakaya Dialogue」完成発表の檀上に登場。劇中では、日本に留学中ながら、同調性の強い日本人にネガティブなイメージを抱えていたスウェーデン出身のマークを演じた。村雨は演じたマークという役どころについて「スウェーデンから日本に留学した役。僕にとって初めての主演。責任感と緊張があった。自分と違うところもあるけれど、共通点を引き出しながら演じた」と語った。

演じた際は来日し、日本に住むようになってからの日々、経験を注いだ。「18歳で日本に移住してきた記憶があったから、自然に演じられたと思います。昔の10代の自分の、初心に戻り日本への期待感…実際に住んでみた失望感も全て引き出して演じました」と振り返った。また、自宅で飼育している「メちゃん」と呼ぶ猫も出演したという。村雨は「うちの飼っている、とら猫が出演し…ちょっとビックリ。こんなステージで、本当にうれしかった」と笑みを浮かべた。

同作では、神保悟志(60)が居酒屋の店主を演じた。神保は「とても温かいストーリーで日本特有の居酒屋が描かれ、店長を演じた。下積み時代、居酒屋に勤めていたので、経験を生かしました。何事も無駄じゃないです」と、俳優の下隅時代に居酒屋で働いていたことを明かした。