ABCテレビを今春退社し、フリーに転身したヒロド歩美アナウンサー(31)が、8月6日に開幕する「第105回全国高等学校野球選手権記念大会」のダイジェスト番組「熱闘甲子園」(テレビ朝日系)で、今年もMCを務める。番組を制作する同局が30日、発表した。

ヒロドアナは今年3月をもって、ABCテレビを退社。現在はテレ朝系「報道STATION」のスポーツキャスターを担当するなど活躍している。

2016年から熱闘甲子園のキャスターを務めており、番組への去就が注目されたが、今年も古田敦也氏(57)とタッグを組むことが決まった。

ヒロドアナは「高校野球取材10年目という節目で、引き続き熱闘甲子園に携わることに喜びを感じております!」と喜び、「高校野球、甲子園には予想という言葉は存在しないと思っています。そんな想像を超えた甲子園の取材に全力疾走してまいります」と意気込んだ。

番組MCには早実時代に甲子園を制した元日本ハムの斎藤佑樹氏(35)も新加入する。ヒロドアナは「高校時代に見たあの甲子園の景色と、当時の感情を重ねながらお伝えできる斎藤さんだからこその熱闘甲子園に私も携わらせていただきうれしいです。斎藤さんにもたくさん取材したいです」と期待した。

一方、斎藤氏は「大変うれしくもあり、大役を務めることへのプレッシャーも感じています」としながらも、「選手や高校野球ファンの皆さんそれぞれの思い出に残るような大会になることを期待しています。選手の熱いプレーをそのままの温度で伝えられるように頑張ります!」と抱負を語った。

また、熱闘甲子園のテーマソング「フォトグラフ」のプロモーションビデオも公開。同曲を作詞し歌うEXILE ATSUSHIの後輩で、今年1月にデビューしたばかりのLIL LEAGUEが甲子園球場で手話ダンスを披露。歌詞に込められた思いを手話で表現、球児たちに届ける。