中村倫也(36)が1日、東京・六本木のテレビ朝日で、13日スタートの同局系主演ドラマ「ハヤブサ消防団」(木曜午後9時)の会見に出席した。

中村はテレ朝連ドラ初主演で「すごく愉快な現場になってます。勤勉で実直なスタッフを筆頭に、一生懸命骨太なミステリーを撮ってます」と紹介。撮影現場では、消防団メンバーを演じる岡部たかし(51)橋本じゅん(59)生瀬勝久(62)らおしゃべりな“おじさん俳優”に囲まれ「せりふが多いけど、皆さんカメラが回ってない時はその17倍くらいしゃべってる」と笑った。

梶原善(57)は撮影中の雰囲気を聞かれ「この現場は私語がひどい」と一刀両断。山本耕史(46)も「スタジオの入る前からひどかった。おじさんの声しかしなかった」と苦笑しつつ、「これだけの中で中村くんがなじんでいるから、たいしたもの」と驚いた様子。中村は「20代の時はこういう演劇界の人とよくお芝居をしたり、飲みに行っていた。久しぶりの感じで、好き!って思ってます」と笑みを浮かべた。

ヒロイン役の川口春奈(28)は和気あいあいの男性陣について「チームが出来上がりすぎて、なかなか(輪に)いけない。みなさんあまり興味がないみたいです、私に」と少し寂しそう。生瀬は「女性が少ないので、春奈ちゃんが来るとみんな声のトーンが低くなる。モテようとするんです。情けない」と笑わせた。

満島真之介、古川雄大も登壇した。

池井戸潤氏の同名小説が原作。山間の「ハヤブサ地区」に移住した作家・三馬太郎(中村)が、地元の消防団に加入後、連続放火騒動や住民の不審死など怪事件に巻き込まれていく。