吉本新喜劇の島田珠代(52)が6日、ABCテレビのバラエティー「やすとものいたって真剣です」(木曜午後11時17分)にVTR出演。高校在学中にデビューした当時のエピソードを明かした。

今年で芸歴35周年を迎えた島田は、新喜劇の後輩・岡田直子(39)から芸人になるきっかけを聞かれ「高校の時に『4時ですよーだ』っていう番組に友達が勝手に応募して」素人参加コーナーで優勝し、心斎橋筋2丁目劇場のレギュラー権を手にしたという。

その後は「学校の勉強もせずに、ずっとネタ書いて」いたとか。クラスメートに1人コントのネタを披露して本番に臨んだが「いざ舞台に立ったら真っ白になって、何にも出てこなくて」客席から「頑張ってコール」が巻き起こった。

島田はその時を思い起こし「芸人が同情されるほどつらい事ないやん。恥ずかしいのと情けないのとで、涙出そうになった」。

そしてその時「覚えてはらないかもしれないけど、司会の東野幸治さんに『こんな狭い土俵で泣くな。これからもっと広い所に行くねんから。泣いたらあかん』って言われて、よけい『あ~!』って(泣きそうに)なって。優しいな…って思って」と、当時を懐かしんでいた。