歌手の米倉利紀(50)が11日までに公式サイトを更新。殺害予告や盗撮など何年も受け続けているという嫌がらせ行為について詳細を説明し、あらためて「日常と仕事を返してください」と訴えた。

米倉は8日、ツイッターで「何百通もの嫌がらせメール、SNS、付き纏い、個人情報の漏洩」が何年も続いていると告白。「何度も被害届を提出していますし、二度の逮捕、勾留での刑事記録、全ての証拠メール(殺害予告を含む)、添付写真(手製の拳銃、盗撮写真など多数)、これまでの記録は警視庁と手元にあります。それでも止まることがなく、非常識な時間帯の警察からの電話や対応に今も悩まされています」と説明していた。

公式サイトでは、加害者が初めてライブ会場に押しかけてから現在まで受けてきた被害について説明。事務所や自宅への押しかけ、盗撮、殺害予告、全国各地のライブハウスへの営業妨害メールを送られるなどしたという。「決して仕返しをしたいわけでも騒ぎ立てたいわけでもありません。何故、被害者には我慢や沈黙を求められ、加害者が何もなかったかのように自由に生きられるのか。今、世の中で起こっている痛ましい事件を二度と起こさないためであり、同じように悩み苦しむ人たちの中には私のように発言できない立場の方もいらっしゃいます。被害者の日常と仕事、人権を取り戻すため、ストーカーを根絶するために訴えています」とあらためて説明した。