Sexy Zone菊池風磨(28)主演のカンテレ制作フジテレビ系連続ドラマ「ウソ婚」(火曜午後11時)の第6話が15日に放送され、平均世帯視聴率2・9%(関東地区速報値)だったことが16日、ビデオリサーチの調べで分かった。第1話から2・9%、3・0%、3・2%、2・3%、2・7%だった。平均個人視聴率は1・6%で、第1話から1・5%、1・7%、1・7%、1・2%、1・4%だった。

同局系初主演の菊池はモテまくるドSの設計事務所社長の夏目匠を演じる。社長として自ら立ち上げた「夏目設計」を経営する一方で、1級建築士としてさまざまな有名建築物を手がけている敏腕な男だ。容姿端麗、クールな性格で自分の欲望に忠実、料理の腕もプロ級で、都内のタワーマンションに1人で住んでいる。ヒロイン千堂八重を演じる元欅坂46長濱ねる(24)との共演は初となる。

長濱は今回が連続ドラマのヒロイン初挑戦。八重は匠の幼なじみでカフェ店員として働き、都内で友人とルームシェアをしている平凡な派遣女子。ある日、働いているカフェを辞めることになり、ルームシェアしていた友人が突然結婚して家賃が払えなくなり、さらに付き合っていた彼氏とも別れるというどん底に陥る。

原作は時名きうい氏による同名少女漫画でシリーズ累計450万部突破。今作が放送されている火曜午後11時開始の30分枠は、カンテレが「火ドラ★イレブン」と名付け、今年4月から新設された。

▼第6話あらすじ

匠の元上司で、ドバイを拠点に活躍する実業家・新田淳(橋本淳)が帰国した。レミ(トリンドル玲奈)から、匠と八重が新婚旅行でドバイを訪れていたことを聞き、現地で撮影した写真を見せられた淳は、ある理由からその写真がフェイクだと気づく。当然、2人の新婚旅行がウソだと知ったレミは怒り心頭。淳は、万が一ウソがバレたときのことを考え、匠が二木谷(鶴見辰吾)の娘であるレミをウソに巻き込むわけにはいかなかったのだと諭すが、レミは納得がいかない。

翌日、淳は真意を探るべく、匠のオフィスを電撃訪問。さらに、嫌がる匠を押し切って夏目家にまで押しかけ、八重と初対面を果たす。そして、口実を作って匠を家から追い出すと、「匠から全部聞いた…」と、さも2人の結婚がウソであることを知っているかのような口ぶりで、八重に揺さぶりをかける。

それからしばらくして、匠が設計したグランピングリゾートのプレオープンが行われ、匠と八重は“夫婦”でコテージに宿泊することに。匠の会社のスタッフと初めて顔を合わせた八重は、社長夫人として扱われることに恐縮しっぱなし。するとそこへ、プロジェクトの主催者である二木谷ホールディングスの代表として、レミがさっそうと現れる。