モーニング娘。やAKB48らを育て、がんのため61歳で亡くなった振付師でダンサーの夏まゆみさんのお別れ会「夏まゆみ 魂に出会う会」が28日、都内で行われ、山本リンダ(72)が取材に応じた。

NHKの音楽番組出演時、夏さんが山本の楽曲の振り付けを担当したことがあったという。山本は夏さんの人柄を「本当に爽やかで、情熱があって愛情深い方」と振り返り、「ダンサーとしても魅力がある方でかっこいい。振付師としてもダンサーとしても素晴らしい方が、こんなに早くいってしまったことは残念」としのんだ。

また「もっとお仕事をしたかったし、もっともっと夏さんに夏さんに教えていただきたかった。生まれ変わっても、ダンスの世界で芸術に貢献される方だと思います」と語った。

夏さんは初期のモーニング娘。やAKB48などを中心に300組以上のアイドルを育てたダンスプロデューサー。93年に米ニューヨークのアポロシアターで日本人で初めてソロダンサーとして出演し、98年の冬季長野五輪オリンピック閉会式の振り付けも考案・指揮した。6月21日にがんのため死去した。