坂本昌行(52)が29日、都内で、ブロードウェイミュージカル「キャメロット」(東京・日生劇場、10月7日から28日、大阪・松竹座、11月4日から20日)製作発表会見に出席し、後輩との共演について話した。

理想と現実の間で苦悩する主人公のアーサー王を演じる坂本は「王って洋服を着るだけで大変なんだな」と冗談交じりに笑いながら「苦悩し、悲しみも感じ、裏切りにも会い、自分の理想を求めるが故に自分も苦しめてしまう。でも非常にすてきな終わり方、光が見える作品だと感じました。王としての魅力、立ち振る舞い、人間くささをこれからの稽古で作り上げていきたい」と意気込んだ。

共演する、後輩のジャニーズWEST桐山照史(33)について坂本は「壁はないですよ!」と笑い、「稽古中に一緒にやりたいことが出るくらい気持ちに余裕が出てきたらいいんですが、たぶんないと思うので、稽古で苦しんでいる間に『あれやろうね』『これやろうね』とやりたいことを話しながら稽古に励みたい」と語った。

日本初上演の同舞台に「びっくりしましたし、うれしかったです」。出演のオファーには「もう本を読む前に『演出 宮田慶子氏』とあったのでそれで決定しました」と話した。

演出の宮田慶子氏は「とっても人間くさいです。アーサー王が愛情と友情のはざまで苦しみ抜きます。ひとつひとつぶつかりながら解決しようと向かっていく姿を描いた作品です」とアピールした。

唯月ふうか(26)今井清隆(65)入野自由(35)らも出席。