阪神、ロッテでプレーし21年に引退、現在は野球評論家の鳥谷敬氏(42)が15日放送のTBS系連続ドラマ、日曜劇場「下剋上球児」(日曜午後9時)第1話に登場した。

鳥谷氏は三重県立越山高と対戦する草野球チーム「越山ドーマーズ」のメンバー下川原祐一役として登場。最初のセリフはチームメートに合いの手を入れるようにつぶやいたひと言、「おっさん」。次のセリフは試合開始前の両軍あいさつで「来いや、お前ら クソガキども」だった。劇中では現役と同じく左打席に立ち、一塁線を破る安打を放った。最後は対戦終了後、高校生に「頑張れよ!」と声をかけて終了した。

ドラマは三重の県立高校を舞台に、主演の鈴木亮平が生徒や保護者からの人望も厚い社会科教師・南雲脩司を演じる。野球部の顧問兼監督を打診され、なし崩し的に野球部の手伝いをしていくうちに、穏やかだった南雲の生活が大きく変わっていく。「最愛」「MIU404」ほかヒット作を生み出してきた新井順子プロデューサーと塚原あゆ子監督の日曜劇場での初タッグ作品。さらに2人の作品の脚本を数々手がけてきた、奥寺佐渡子氏がストーリーを紡いでいく。弱小高校野球部を通して、現代社会の教育や地域、家族が抱える問題やさまざまな愛を描く、ドリームヒューマンエンターテインメントドラマだ。