菅野美穂が主演するテレビ朝日系ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」(木曜午後9時)の第2話が26日に放送され、平均世帯視聴率が6・3%(関東地区)だったことが27日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は3・4%だった。

前回は世帯7・9%、個人は4・3%だった。

今年の手塚治虫文化賞で大賞を受賞した、入江喜和氏の同名漫画が原作。主婦の伊沢ゆりあ(菅野)が数々の困難に遭遇しながら、持ち前の忍耐力で人生の大波を乗り越えていく痛快作。

◆第2話あらすじ

突然倒れて昏睡(こんすい)状態に陥った夫・伊沢吾良(田中哲司)を、自宅で介護し始めた主婦・伊沢ゆりあ(菅野美穂)。その矢先、介護に協力するため家に出入りすることになった夫の“彼氏”箭内稟久(鈴鹿央士)に続いて、吾良のことを「パパ」と呼ぶ幼き姉妹、小山田まに(白山乃愛)と、みのん(田村海夏)が家を訪ねてきた。

母親である小山田みちる(松岡茉優)が入院したため、吾良に病院に来てほしいとお願いしにやって来たという姉妹。愛する夫には彼氏のみならず“彼女”と“隠し子”もいたのかと、いつもはドッシリ構えているゆりあも激しく動揺する。「離婚」の二文字もが頭をよぎるが、そんな彼女に稟久は思いがけない言葉を投げかける。

とにもかくにも、このままでは収拾がつかないと、ゆりあは意を決し、みちるのもとへ。姉妹が伊沢家に突撃したことを聞いたみちるは申し訳なさそうに謝罪し、2人を預かってもらうため、長らく別居中の夫・小山田源(前原滉)に連絡しようとする。しかし、源はとんでもない問題を抱えた男だった。母を守りたい一心で、妹と2人だけで留守番すると言い、連絡を阻止しようとする、まに。そのけなげな姿を目の当たりにしたゆりあは、姉妹を預かると申し出る。