療養中の歌手中森明菜(58)が8日、約半年ぶりにX(旧ツイッター)を更新。同日発売のアルバム「林哲司50周年記念トリビュートアルバム サウダージ」に新録した「北ウイング-CLASSIC-」に込めた思いをつづった。

明菜は、84年のヒット曲「北ウイング」について、「当時は、国境を超えて彼の元へ向かう意思のある女性として歌っていました」と回顧。今回、ゆったりとしたクラシックにアレンジされたセルフカバーでは、ささやくようで明菜らしい強さもある久々の歌声が収録されている。「40年の時を経た今、ひとりの女性がすべてを捨てる覚悟で一歩を踏み出す勇気を讃えたいと思い、彼女を見守り応援する気持ち、そして康さん・林さん・この曲を愛してくださるみなさまへ感謝の気持ちを込めて歌いました。あきな」とつづった。

同アルバムは、「北ウイング」を作曲し、シティ・ポップブームで人気が再燃している林哲司の初トリビュートアルバム。明菜のほか、杉山清貴、中西圭三、中川翔子&ヒャダイントライブ、上坂すみれ、Pii、GOOD BYE APRIL、松城ゆきのらが参加している。