俳優東出昌大(35)の山ごもり生活を追った狩猟ドキュメンタリー映画「WILL」(エリザベス宮地監督)が製作、公開されることが8日、分かった。来年2月16日から全国で上映する。20年の自身の不倫報道などでメディアに追われる日々が増えたことなどを機に21年冬から生活拠点を関東近郊の山中へ。狩猟や菜園など自給自足生活を送っており、山と向き合う1年間の男の姿をリアルにとらえた、生きる意志(WILL)を呼び起こす140分の作品になっているという。
公開にあたってコメントも寄せ「僕はただの被写体でした。ですので『映画を通して伝えたいメッセージ』の様なものはありません」といい「『生きる理由なんて思いつかなくて、死ねない理由を一つひとつ摘み上げては、掌の上で転がしながら確かめる』そんな想いをされている方に届くように、エリザベス宮地監督はこの映画を作ったのかなと、完成した映画を拝見し思いました」とつづった。
企画はメガホンをとった映像作家のエリザベス宮地監督が、22年2月の東出の所属事務所退所前からオファーしていたもの。音楽は東出と親交のあるアフロも所属するラップグループ、MOROHAが担う。宮地監督は「“役者の東出がどうして狩猟をしているのか”その答えを求め狩猟に同行したが、納得するための都合のいい言葉や理由が目の前の臓器や自然には追いつかないのを痛感した。東出と共に、答えのない旅をした1年間の記録」とコメントした。
東出は20代の頃に読んだ本をきっかけに山に興味を持ち、約5年前から定期的に訪れていた電気も水道もない場所で鹿やイノシシを狩り、地元の人々と触れ合う日々を送っている。鹿を抱える姿や荒々しく肉にかぶりつく独占写真も公開されおり、映画を通して気持ちの混沌(こんとん)や矛盾、葛藤を伝えていく。
◆東出昌大(ひがしで・まさひろ)1988年(昭63)2月1日、埼玉県出身。高校時代にメンズノンノ専属モデルオーディションでグランプリとなり芸能界へ。モデル活動と並行して12年に映画「桐島、部活やめるってよ」で俳優デビュー。14年公開映画「クローズEXPLODE」で映画初主演。今年も「Winny」「福田村事件」など多くの話題作に出演。プライベートでは女優杏と15年元日に結婚発表。3児をもうけるも20年8月に離婚発表。身長189センチ。



