ムロツヨシ(47)が主演、平手友梨奈(22)がヒロイン役を務めるフジテレビ系連続ドラマ「うちの弁護士は手がかかる」(金曜午後9時)の第6話が17日に放送され、平均世帯視聴率が6・6%(関東地区)だったことが20日、ビデオリサーチの調べで分かった。第1話から6・9%、6・6%、7・0%、7・1%、5・9%だった。平均個人視聴率は4・0%で、第1話から3・9%、3・9%、4・0%、4・4%、3・5%だった。

同局史上「金曜9時」が54年ぶりにドラマ枠として復活。ムロは同局系ゴールデン・プライム帯(午後7時~同11時)の連ドラ初主演で、平手とは初共演。今作はムロ演じるスター女優を育てた元敏腕芸能マネジャーの主人公・蔵前勉(くらまえ・べん)が、平手演じる超エリートなのにどこかポンコツな天才新人弁護士の天野杏(あまの・あん)に振り回されながら、パラリーガルと呼ばれる専門アシスタントとして奮闘する育成型リーガルエンターテインメント。

▼第6話あらすじ

盲腸で入院していた蔵前勉(ムロ)が無事退院し『香澄法律事務所』に帰ってきた。「蔵前の代わりに寝不足になった」などと当たられつつも温かく出迎えられる蔵前。すると天野杏(平手)は「あなたがいなくても全然平気でした」と言いだす。その発言を受け、所長の香澄今日子(戸田恵子)までもが杏は自分のパラリーガルとしてサクサクやってくれた、と言い出す。

寂しさを感じつつ帰路についた蔵前は、その途中で偶然、同級生だった麻生一郎(津田健次郎)に出会う。麻生は東大卒のエリートで、現在は有名予備校『レルネンアカデミー』の講師をしながら、教育系動画配信者としても人気を博していた。麻生に誘われて彼の家を訪問した蔵前は、妻の悦子(遊井亮子)や高校2年の長女・光希(新井美羽)から歓迎される。光希は、父と同じように東大を目指しているらしい。

そんなある日、香澄法律事務所に麻生がやってきて、遺言状を作成してほしいと依頼する。さらに麻生は、遺言状とは別に相談があると言ってタブレットを見せ、1~2カ月前から彼の動画に誹謗(ひぼう)中傷の書き込みが増えていることを打ち明ける。アンチコメントはすべて同じアカウントからだった。依頼を引き受けた杏は、プロバイダーを相手に、発信者情報開示命令申立および消去禁止命令申立を行うが……。