お笑いコンビ、ミキの昴生(37)と亜生(35)が12日深夜放送のTBSラジオ「爆笑問題カーボーイ」にゲスト出演。ビートたけしから“酷評”された番組の舞台裏を明かした。

ミキは昨年放送されたフジテレビ系「THE MANZAI 2022」で漫才を披露した際、ビートたけしから「うるさいだけで面白くない」などと厳しい意見を言われたことが芸人仲間らの間で話題に。この日も爆笑問題の太田光と田中裕二からイジられ、今年放送の同番組に呼ばれなかったことに兄の昴生が「フジテレビのアホがボケが……去年あんなことがあったら今年も普通呼ぶやろ。だからアカンねんフジテレビ。ええかげんにせえ!」とほえると、弟の亜生が「お兄ちゃん、言い過ぎ言い過ぎ。落ち着け」となだめて笑いを誘った。

当時の「THE MANZAI」でミキはたけしの前で初めて漫才を披露し、たけしのコメントする様子を舞台裏のモニターで見ていたという。たけしの“酷評”に「笑ってもうて。『おーい!』ってツッコミに出ていくやつかなと思ったけど、そんな感じでもなくて、ディレクターさんも止めて。アレだけ笑うお客さんがシーンとして…」と、その時の状況を振り返った。

しかし、芸人仲間らからさんざんネタにされ「逆に面白い。おいしい」と感じ、「これがあるからもしかしたらTHE MANZAI、今後も(出演オファーが)あるかもなくらいに思ってた」という。しかし、「笑いながらスタジオ出たら、フジテレビ側の人全員が顔ひきつって楽屋とかに謝りに来る感じで『せっかく出ていただいたのに…』みたいな。楽屋戻ったら20代の女性マネジャーがずっと首かしげてて『納得いかないです。私、今からたけしさんのところに行ってきます』って……」と思わぬ周囲の反応を明かし、爆笑問題の2人を笑わせた。