アンジャッシュ初の冠番組として、千葉テレビ(チバテレ)で2004年(平16)10月7日から放送中の「白黒アンジャッシュ」(火曜午後10時)が、放送1000回を迎える24年2月6日放送回に、東野幸治(56)の出演が決定した。19日、同局が発表した。

「白黒アンジャッシュ」は、アンジャッシュがリポーターとMCを務め、同局で03年まで3年半、放送された音楽番組「M'zip(ミュージップ)」の終了を受けて、04年10月7日に初冠番組としてスタート。“表のアンジャッシュ”を意味する「白いアンジャッシュ」と“腹黒くいやらしい裏のアンジャッシュ”を意味する「黒いアンジャッシュ」の、2つのコンセプトをウリとしていた。

その中、20年6月9日に渡部建(51)の不倫が発覚し、騒動に発展。渡部は活動を自粛し、特番などを編成した年末年始以外、放送を休んだことは1度もなかった「白黒アンジャッシュ」も同16、23日放送回は放送を休止。その間の同18日に相方の児嶋一哉(51)の1人MC回の収録を行い、同30日放送回から再開。22年2月5日に渡部が活動再開を発表し、同16日にチバテレで放送された「白黒アンジャッシュ」に1年8カ月ぶりに出演するまでは、児嶋がリーダーとして1人MCで番組を背負い、ドランクドラゴン、オアシズ大久保佳代子、おぎやはぎ小木博明、アンタッチャブル柴田英嗣ら、所属の人力舎の芸人が出演して危機を支えた苦しい時期もあった。

東野は、不倫騒動後、地上波への出演が途絶えた渡部を、自身の公式YouTubeチャンネル「東野VS」に出演させ、22年9月には渡部が得意の食レポに2年ぶりに挑戦できるようにした。所属事務所が違いながらも、苦境に立たされた渡部を支えてきた先輩であり、深い絆の中から生まれるトークが、放送1000回を迎えた記念回で、どう展開されるか注目だ。