昨年大みそかに放送された「第74回NHK紅白歌合戦」の瞬間最高世帯視聴率が第2部の36・7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったことが4日、分かった。時間は午後11時43分で、勝敗が発表される時間帯だった。

第1部での最高は、郷ひろみが「2億4千万の瞳~ブレイキンSP~」で、ブレイキンの技に挑んだ時間帯の、午後8時33分の31・3%だった。

同番組の平均世帯視聴率は、第2部(午後9時)で31・9%(関東地区)と、過去ワーストだった。過去最低だった21年の34・3%から2・4ポイント低下した。関西地区は32・5%。第1部も29・0%(関西地区27・5%)で、初めて30%台を割った。