宮沢氷魚(29)が16日、ファンクラブサイトを通じ、22年のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」で夫婦を演じ、熱愛が報じられた黒島結菜(26)が第1子を妊娠したと発表した。

「現時点で籍を入れる予定はありませんが必要に応じて話し合って決めていきたい」とした上で「生涯のパートナー、家族」と説明。黒島もSNSで「交際を始めた当初から入籍は考えておらず必要なタイミングが来たら話し合って決めたい」と、ともに“事実婚”の関係を継続すると宣言した。

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宮沢が16日夜、23年3月に一部で交際が報じられた黒島の妊娠を電撃的に発表した。「この度、かねてよりお付き合いをさせて頂いていた黒島結菜さんとの間に新しい命を授かったことをご報告させていただきます」。また「お互い、入籍という形にはこだわっておらず、現時点で籍を入れる予定はありません」「生涯のパートナーとして、家族として」と、事実婚の形が互いにとって最良の選択であると説明した。

黒島もSNSで報告。「彼とは昨年の春頃から一緒に生活を始めました。人を思いやる気持ちや仕事への向き合い方には学ぶことが多くあり、なによりありのままの私を受け入れてくれる彼は、これからの人生において大切な生涯のパートナーまた家族になる存在だと感じました」とつづった。さらに「交際を始めた当初から入籍することは考えておらず、私たちにとって必要なタイミングが来たら話し合って決めたいと思います。皆さまへお伝えするべきかどうか迷いましたが、本意ではない形で公になってしまう可能性があるのであれば、自分の言葉でお伝えしたいと思い発表させていただきました」と伝えた。今後の仕事については「体調のこと含めご相談させていただきながら、出来る限り努めてまいりたい」と記した。

宮沢は「出会った時から自然と彼女に惹かれ、共に過ごす時間に豊かさを感じるようになりました。彼女の優しさと、何事にも臆さず挑戦する姿にたくさん勇気を頂き、この先の人生において欠かせない存在だと気がつきました」と黒島についてつづり、その上で「昨年の春頃から一緒に生活を始め」と、熱愛が報じられたあたりから同居していたと説明。「次第に2人の間に子どもがいる未来を想像するようになり、この度、このようなご報告が出来ることを嬉しくおもっております」とした。

宮沢と黒島は、21年9月から22年8月まで撮影が行われた「ちむどんどん」で夫婦を演じた。クランクアップから7カ月後の昨年3月14日発売の女性誌「女性自身」で、2人が熱愛中だと報じられた。一報が報じられた後も、黒島の愛犬と散歩する姿などが報じられていた。

複数の関係者の話を総合すると、黒島が安定期になるのを待って、この日の電撃発表に踏み切ったようだ。別の関係者によると、披露宴や会見を開く予定はないという。宮沢は23年末に日刊スポーツ映画大賞石原裕次郎新人賞を受賞。現在、TBS系で放送中の日曜劇場「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」(日曜午後9時)にレギュラー出演している。

◆宮沢氷魚(みやざわ・ひお)1994年(平6)4月24日、米サンフランシスコ生まれ。15年9月の第30回メンズノンノ専属モデルオーディションでグランプリを獲得し、同10月号から「メンズノンノ」モデルとしてデビュー。17年10月期のTBS系ドラマ「コウノドリ」で俳優デビュー。NHK連続テレビ小説には20年「エール」と22年「ちむどんどん」に出演。21年の映画「騙し絵の牙」で日本アカデミー賞新人俳優賞受賞。昨年6、7月に東京、大阪で上演の舞台「パラサイト」に出演。昨年末の日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞で石原裕次郎新人賞。184センチ。

◆黒島結菜(くろしま・ゆいな)1997年(平9)3月15日生まれ、沖縄県糸満市出身。11年に沖縄企業のイメージガールオーディションに選出され、モデルとして活動。13年にNTTドコモのCMで注目される。ドラマ「花燃ゆ」「アシガール」、映画「オケ老人!」など出演多数。NHK連続ドラマ小説は22年前期「ちむどんどん」のほか、「マッサン」「スカーレット」に出演。映画「カツベン!」で日本アカデミー賞新人俳優賞。162センチ。血液型A。