落語家の錦笑亭満堂(きんしょうてい・まんどう、40)が21日、東京・日本武道館で真打ち昇進興行「三遊亭とむ 改メ 錦笑亭満堂 真打昇進披露興行~満堂フェス in 日本武道館~」を開催した。

99年にお笑い芸人「末高斗夢」としてデビュー。11年に三遊亭好楽に弟子入りをして落語家に転身し「三遊亭こうもり」として高座デビュー。14年に「三遊亭とむ」に改名。23年7月に真打ち昇進をして「錦笑亭満堂」を襲名した。昨年7月から「真打昇進披露興行」を全国24カ所で開催し、この日が千秋楽。今年、芸能生活25年の節目を迎えている。

開演前の取材では「武道館でやることがずっと夢だった。演出はすごいです。やりたいことをすべてやろうと思って、青天井にお金がかかっています」と明かした。そして「赤字でしょうが、これからの仕事で返します」と笑顔を見せた。次の夢は「海外でやりたい」と言いながらも「まずは『錦笑亭』の名前を大きくしたい」。

最後は謎かけに挑戦した。「武道館とかけまして、将棋の永世八段ととく。そのココロは…九段下」。そして「武道館をきっかけに1段上に」と「段」つながりの言葉を発して「がんばりまんどう」と気合を入れた。

約4時間のイベントには約6000人が駆けつけた。ナイツ、DJ KOO、ピコ太郎ら知人が多数出演し、本人出演は口上や新旧落語2つ、トークコーナーなどに限られた。

◆錦笑亭満堂(きんしょうてい・まんどう)本名末高斗夢。1983年(昭58)12月31日、東京都生まれ。99年に「末高斗夢」の芸名でお笑いデビュー。00年に「ミスター・ヤングマガジン」グランプリ。166センチ。血液型O。

◆落語家の日本武道館公演 今回が3回目。最初に武道館で落語の独演会をやったのは97年の小朝。そして、19年には立川志の輔、立川談春、春風亭一之輔が歌手さだまさしと落語会をやった。真打ち披露は今回の錦笑亭満堂が初めて。